2010年8月10日、有料書体としてKengwinを発表しました。Archie Comicsの文字によくある、ふっくら丸いセリフを、より真面目で幅広い文字に応用する発想でした。名前はただの造語で、大文字のKを目立たせたいことも選んだ理由のひとつでした。KengwinはGoogle Fontsとの短い連絡の間に提案として始まりましたが、その機会がなくなり、代わりに自分で発表しました。
デザインは1スタイルで、遊び心と形式ばった雰囲気のバランスを意図しました。2021年6月18日に更新し、点付きのLやブレーヴェ付きのEなど、廃止扱いの古い文字を削除しました。OpenTypeの分数機能も改善し、13/64や199/200のような長い表記に対応させました。逆向きの左引用符は適切な引用符に置き換えましたが、以前の形はUnicode 201Bと201Fで今も使えます。Unicode 2032と2033にプライム記号を加え、不要なfiとflの合字を削除しました。
Kengwinは発表以降、目立った使用例がありませんが、漫画風の文字と、より一般的なプロポーションをつなごうとした例であり続けています。